通所サービスの提供施設の種類と職場の特徴について
「老人デイサービスセンター」の概要と職場の特徴
概要 |
通所リハビリテーション(デイケア)と同じくらい要になる重要な介護サービスで、介護保険制度の通所系サービスの内でも、利用者の活用頻度の高い通所介護(デイサービス)を実施している施設です。 要介護認定を受けた高齢者に自宅から施設まで通所してもらい、入浴、食事などの介助、レクリエーション活動、健康・体調チェック、日常生活の動作訓練などの介護サービスを日中の時間帯で提供します。 通所の場合は、介護施設から送迎の車が手配されていて介助を受けながら車の乗り降りができるので家族も安心です。 また、介護に関する基本知識や技術などを学べる教室を家族に対しては行ったりしています。 |
勤務形態 |
老人デイサービスセンターは通所での介護サービス事業ということもあり、介護職は主に日勤が一般的な勤務形態となっています。 しかし、施設の中にはシルバーハウジングの入居者に対する緊急対応や訪問介護などのサービス提供を行っている施設もあるので、施設や担当する職種によっても勤務形態は違います。 訪問介護の24時間対応サービス事業なども運営していて特別養護老人ホームなどに併設されている施設の場合は、交替制での勤務形態となる職場もあります。 |
休日形態 | 介護施設によって違いはありますが週休2日制が多いようです。 |
求人状況 |
1990年以降は施設数が年々増加傾向にあり、利用頻度も高いので今後も求人数が減少することは考えにくく安定した職場でもあります。 2004年末時点の全国にある施設数は、約14,700ヶ所で、そのうちデイケア施設は約6,000ヶ所でしたが、ゴールドプラン21が策定された時には、全国で26,000ヶ所までデイケア施設を含めて拡充させる目標が設定されていました。 求人募集については、職員が欠員になった場合に募集される中途採用以外にも、新しく施設が開設された際の採用も少なくありません。 |
「老人福祉センター」の概要と職場の特徴
概要 |
老人福祉センターは、地域に居住している60歳以上の地域住民を対象にして、体力や健康の増進、教養や知識が深まる教室の開講、レクリエーション活動などを行ったり、生活上の様々な悩みや不安になどの相談に応じたりするなど地域住民を総合的に支えるサービス提供を行っている施設です。 利用費用については、原則として低料金か無料で行うことと規定されています。 老人福祉センターの種別は次の3種類があり、各施設で提供されているサービス内容も若干の違いがあるようです。
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勤務形態 | 公営施設と私営施設とでは、勤務形態に大きな差はないようですが、公営施設では1日の平均勤務時間が7.5〜8時間となっており、他の行政関連職の職員ほとんど同じような勤務形態になっています。 |
休日形態 | 常勤勤務の職員の場合は、完全週休2日制の休日形態がほとんどです。 |
求人状況 |
1990年以降は施設数は増加していましたが、近年では逆に減少傾向になっており、それに伴い求人募集数も多くはありません。 現状の求人状況は、職員の欠員が発生した場合に限り中途採用での補充が多くを占めており、定期的な採用を行っている施設はないようです。 全国にある施設数は、2007年当時はA型が約1,650拠点、B型が約400拠点、特A型が約285拠点が設置されていて、施設で働いていた職員総数は約8,900程度の方が従事していたようです。 |
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